東京ビッグサイトの巨大のこぎり

  • 2011.01.21
By Black and Blue



1枚目の写真の中央に見える大型駐車場誘導サインが我々の得意とする分野の仕事だが、それと比較してもこのアートワークの大きさがよく分かる。東京ビッグサイトにはあまり縁が無かった故に先日訪れたときに初めて知ったのだが、それにしてもこれは一体何なのかと少々興味が湧いてきた。帰社後に調べてみると、東京ビッグサイトに展示されている九つのアートワークのうちの一つらしい。

東京ビッグサイトのターミナル入口にある高さ15.5mの巨大な鋸の彫刻。アメリカのポップアートを代表する作家クレス・オルデンバーグ氏の作品です。あたかも大地の層を切っているように斜めに配置されたこの作品は”問題解決のプロセス”を表現しています。

駐車場誘導警備員の人の高さと比較しても、15.5mどころか20mを楽に超えるような巨大アートワークに見えるが、これだけ大きいと基礎工事やら鉄骨工事の方が気になってしまう。建築工事なのかサイン・看板工事なのかは判断しにくいが、継ぎ手が殆ど見えない仕上がりとのこぎりを握る赤い根元部分の緩やかな曲面構成がとても綺麗だった。

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