パソコンが複数台あると管理が大変なのがウイルス対策ソフト。しかも1台のPCの中にWindows VistaやWindows7をインストールしているとなおさら面倒くさい。とはいえ、Windowsの場合、ウイルス対策ソフトをインストールしていないのはあまりにも危険。なので使用頻度の低いOSは無料のウイルス対策ソフトをインストールしているのだが、中でも動作は重たいものの、気に入っているのが『アバスト!無料アンチウイルス』だ。

無料版とはいいながらも実際に2年程度使用してみた感想では、有料版のノートンとさほど変わりなく、機能は必要にして充分。以来『アバスト!無料アンチウイルス』は重宝しているのだが、最近ジャストシステムから新しく『JUSTインターネットセキュリティ』が登場したのを知った。

今現在も日本語入力はATOKだけを使用しているし、ATOK欲しさに一太郎もついでに購入するという有様で、ジャストシステムの製品は昔から使用しているので結構愛着があるのだ。Gigazineによると『無料で定義ファイルも機能も更新される』とのこと。果たしてその出来映えはいかにということで早速ネットを調べてみた。

一番気になったのは果たしてどこの会社のウイルスソフトなのかということ。ジャストシステムといえば以前はカスペルスキー製品のウイルス対策ソフトを販売していたのに、2011年9月6日をもって同製品の販売終了を発表した。しかもITmediaによると『なおウイルス対策で使用するウイルス定義ファイルは、協力企業から供給を受けてユーザーに配信する。「契約上の理由で社名を明かせないが、当社向けに最適な形で供給してもらい、信頼性などを確認した上でユーザーに提供する」』らしく、詳細は不明だ。

以下に掲載する記事によれば中国製品をらしいが、その出来映えは今一つとのこと。今後の改善に期待したいが、無料版をダウンロードするのであればKingsoft,AVG,Avastあたりを選択しておく方が無難かもしれない。

●JUSTインターネットセキュリティをWindows 2000に無理やり入れてみた

●無料で定義ファイルも機能も更新されるジャストシステムのセキュリティソフト「JUSTインターネットセキュリティ」