江戸資料館の創作和紙人形"江戸の物売り"が楽しい

  • 2012.05.09
By Black and Blue



下町情緒を随所に感じさせる江東区清澄通りから側道に入ると、深川江戸資料館がある。両国にある江戸東京博物館の影に隠れて、その存在感は少々薄いものがあるが、実はこの深川江戸資料館も隠れた人気スポットの一つなのだ。

江戸時代の長屋の様子を再現した本物そっくりの展示室は一見の価値があり、これを見るためだけに訪れたとしても決して損することはないと思うが、その江戸資料館で『創作和紙人形に見る江戸の物売り』が開催されている。見ているだけで当時の人々の息遣いが聞こえてくるかのような錯覚にとらわれてしまうほど、精緻に再現された人形は実に仕草が豊かだ。タイムスリップ感覚を充分に味わうことが出来るが、調べたところこちらも期間限定開催らしい。


和紙人形:特別展「江戸の物売り」--深川江戸資料館 /東京

毎日新聞 5月4日(金)10時51分配信

深川江戸資料館(江東区白河1)で、江戸時代の暮らしぶりを和紙人形で再現した特別展「創作和紙人形に見る『江戸の物売り』」が開かれている。13日まで。包丁を手にしたうなぎのつじ売りがさばく瞬間や、談笑しながらまげを結ってもらう髪結い床の男性など庶民の生活を再現した作品約100点を展示。ひもやハサミなど、細部まで丹念に作られた人形の数々を、訪れた人は熱心に眺めていた。開館は午前9時半~午後5時。大人300円、小中学生50円(小中学生のみの入館は不可)。

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