銀座TANAKAのファサードサイン

  • 2010.11.11
By Black and Blue



少々専門的な話しになるが、壁面に設置するサインや看板の周囲に見られる枠(額縁)は細ければ細いほど質感が高く見える。例えば2010年01月13日に掲載した『H&M渋谷の壁面広告』写真では上下左右に黒い縁が見えるが、横方向の黒い縁に対して縦方向の黒い縁は照明器具を設置するためにやや太め。どちらがすっきり見えるかという観点から判断すれば、やっぱり細い方が美しく綺麗に見える。が、構造上および施工上の問題から0にすることは出来ないために、どの会社も四苦八苦してこれを極力0に近づけようとするのだ。

銀座TANAKAのファサードサインの変遷はここに掲載してあるが、今回その壁面サインをじっくりと見ると縁幅は10ミリぐらいだろうか?遠目から見て微かに分かる程度なので仕上がりとしては非常に素晴らしいと思う。実は我々もなんとかこの縁幅を極力細く、出来れば見せないように努力したサインがあるのだが、次回はそれを掲載します。

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