ポルトフィーノ"Portofino"の自立サイン

  • 2010.11.25
By Black and Blue

2008年01月11日に掲載した『表参道の散策-その29"ヴェロックス北青山ディベロップメント"』


2008年04月02日に掲載した『表参道の散策-その32"セントグレース大聖堂の桜が満開"』


2008年11月19日に掲載した『セントグレース大聖堂とヴェロックス』


久方ぶりに表参道の裏道を歩いていたら、ポルトフィーノ"Portofino"(旧名称・ヴェロックス北青山)の入口に格好いいテナントサインが設置されているのに気がついた。今から2年前の夕暮れ時に撮影したときには無かったものなので、テナントからの要望によって新しく設置されたものなのかもしれない。

もし自分がこの場所にデザインするとなると、どのようなテナントサインをイメージするだろうかと考えたときに、オーソドックスな形状ながらもとても品よく納まっていると思う。ヨットの帆を思わせる開放的な空間に似合うテナントサイン、足元はすでに仕上がっているために大幅な変更は難しい、正面入口にあたる場所で、しかも階段の乗降口とも重なる場所ともなれば、自ずと条件は限られてくる。

照明が入っているのかどうかまでは確認出来なかったが、テナント名称は金属素材をレーザーカットで抜き、手すりと同色のメッキをかけるという一般的にはあまり見かけない仕上げ方法だ。テナント名称の外側の額縁との段差を設けずに、すべて平坦処理としたのは一体物に見せたいからだろうか?それにしても小さい文字までよく切り抜いたものだ。



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