クリスチャン・ルブタン銀座店の外観

  • 2010.12.07
By Black and Blue



正面入口は平坦な赤文字ながらも、側面はまるで宙に浮かすかのように高く突き出ており、静と動の対比が実に見事だと思う。このサイトによると『深紅のカーペット、蝶が舞う天井、曲線を描く木製のライトや階段、日本の切り絵や折り紙からイメージしたウォールを特徴とした内装デザイン』と書かれているが、それは外部のこの館名サインについても当てはまり、内装デザインを凝縮して表現した、まさに一発芸のサインと言えるかもしれない。

ステンレス鏡面に反射している箇所の色を見ると、側面の文字は文字真裏を真紅に塗装しているのだろうか。文字そのものは下地と同じ素材のステンレス材であるが故に近距離では見にくい。が、文字そのものを読ませるのではなく、下地のステンレス鏡面の部分に反射している赤文字を認識させるという実にユニークな手法だ。

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