書画材料専門店のファサードサイン
- 2011.01.27
銀座中央通りから脇道に入るとすぐに目に付いたのが、書画材料専門店"有便堂"だった。木造二階建てと思われる外観の至るところに和の様式を散りばめて、おとなしい配色ながらもセンスの良さを感じさせる落ち着いた仕上がりとなっている。中でも気に入ったのが4枚目の写真、格子状に軸組みされた壁面のサイン。格子の一部をくりぬいて、その中に文字を落とし込むといった切り口が斬新で気に入ってしまった。
そのすぐ左側には何かしらの設置物を除去した跡が見られるだけに、外壁全体を塗り直し、この壁面サインだけがシンプルながらも目立つように工夫したのかもしれない。Googleマップストリートビューを見ると、閉店後のシャッター面には江戸時代の画が描かれているが、こちらも実に味わい深いものだ。
Googleマップ・ストリートビューで見たい方はこちらをクリック