家庭用品の危険性を現すピクトサイン
- 2011.02.02
2011年01月31日 読売新聞夕刊01頁より引用
一般生活ではなかなか耳慣れない言葉ではあるが、Wikipediaによるとピクトグラムは以下のように紹介されている。
ピクトグラム(Pictogram、ピクトグラフPictographとも)は、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の一つである。地と図に明度差のある2色を用いて、表したい概念を単純な図として表現する技法が用いられる。主に鉄道駅や空港などの公共空間で使用され、文字による文章で表現する代わりに、視覚的な図で表現することで、言語に制約されずに内容の伝達を直感的に行う目的で使用されてきた。日本においては、東京オリンピック開催時に外国語(特に英語)によるコミュニケーションをとることができ難い当時の日本人と外国人の間を取り持つために開発されたのが始まりで、1980年代以降、広く使われるようになった。
我々はいつもピクトと呼んでいるが、業務上公共施設や大規模商業施設、オフィスビル、さらには一般家庭で使用されるピクトグラムに関する情報収集は常に欠かせないものとなっている。そのピクトグラムに関して、『化学品の危険性や有害性を示す世界共通マークを記した家庭用品が週内にも店頭に登場する』らしい。最初このピクトを見たときには危険性の高いものをイメージしてしまったが、まさにそのものだったわけだ。なお以下は過去に掲載したピクトグラムに関する新聞情報や写真集を再掲しています。
2007年03月16日に掲載した『わざと?単なる間違い?』
2007年09月14日に掲載した『世界各地のトイレマーク』
2009年03月12日に掲載した『標準の案内図記号が出来るまで(ユニバーサルデザイン)』
2009年05月14日に掲載した『標識の男性は青で女性は赤である理由』
2010年10月15日に掲載した旅情気分を引き立てるピクトサイン