今月末には634mの最終目標に到達するのは分かっていたのだが、2011年3月11日14時46分に発生した大地震により東京スカイツリーどころではなくなってしまった。福島原発の動向や余震、緊急地震速報に関心を寄せていたらあっという間に3月20日過ぎ。なので肝心要の634mに到達した瞬間を完全に見逃してしまい、読売新聞記事にてその詳細を知ることになった。

上記に掲載した写真はその634mに到達した日よりも数日後。もちろん高さが変わるわけでもないのだが、遠目に見ても威風堂々とした、その構造美は分かってはいても思わず見入ってしまう。これから周辺環境の整備に伴い、スカイツリーの表情も徐々に変わっていくのだろう。日本の建築史に残る偉大な事業を、事故無しに乗り越えた関係者の労苦は察するに余りある。お疲れ様でした。なお東京スカイツリーに関する過去記事はこちらから。

2011年03月19日 読売新聞朝刊23頁より引用


2011年03月19日 読売新聞朝刊30頁より引用


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