渋谷区文化総合センター大和田の味のあるデザイン-その2

  • 2011.06.28
By Black and Blue

2011年06月21日に掲載した『渋谷区文化総合センター大和田の味のあるデザイン-その1』



1階にある総合案内板を見ると、こちらも前回紹介した外部サインと同様に、平面図や各階の間仕切り線がクレヨンでなぞったかのような仕上げとなっており、実に素朴な感じがする。来訪者にとって最重要情報である部署名称や施設名称は見やすい角ゴシック体を使っており、表現に自由に幅を持たせていいところとそうでないところを明確に分けているのだ。

そしてこれだけの大きさの総合案内板ともなれば、単一色で塗装すると平坦な印象を与えがちだが、それを防いでいるのが、左下の樹木の花びらが散る様子を描いたデザインと右下に大きく書かれた数字の1だ。もしこのデザインが無かったらと想像すると単調な印象が拭いえないが、6枚目の拡大写真を見ると、なんと側面下部まで飛び散った花の様子が描かれていたのには少々驚いた。




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