霞が関ビルディングのオブジェ
- 2011.07.27
久方ぶりに霞が関ビルを訪れたら正面入り口に、ステンレス鏡面仕上げと思われる多面体のオブジェが設置されていた。急いでいたのであまりじっくりと観察出来なかったのが残念だが、どの角度から見てもピカピカと輝いているのが凄かった。我々が扱う金属製品の場合、殆ど全ての材質に必ず表と裏がある。表は見栄えがいいのに裏は粗雑な仕上がりというケースだが、だから表も裏も綺麗に仕上げるのはとても難しい。しかもそれがステンレス鏡面仕上げともなるとなおさら大変だ。
なのにこのオブジェの場合、まさしく鏡のように輝いており、表裏を全く感じさせない面構成となっている。我々の製品造りとは別次元の工作機器を用いているとしか思えないが、それにしても素晴らしい仕上がりだ。接合部分の造りなどじっくりと観察する機会があったら再度掲載したいと思う。
●カールステン・ニコライ「poly stella」が完成しました!
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