JR川崎駅口のデジタルサイネージ自販機

  • 2011.07.26
By Black and Blue













知識としては知っていたが実物を目の前にするのはこれが初めてだった。JR川崎駅構内から改札を出ようとしたときに喉が渇いていたのでお茶を飲みたくなった。確か自販機はこのあたりにあったはずだと思って探すと、通常の自販機よりもかなり幅広の、しかも前面がデジタルスクリーンで覆われた自動販売機が視界に飛び込んできた。ああ、これがデジタルサイネージ自販機なんだなと思って早速写真撮影を開始。ちなみにWikipediaによるとデジタルサイネージとは次のように紹介されている。

デジタルサイネージ(Digital Signage=電子看板)とは、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情報を表示する広告媒体である。デジタル通信で表示内容をいつでも受信が可能で、内蔵記憶装置に多数の表示情報を保持することで必要ならば秒単位で表示内容を切り替えたり動画表示を行うなど、多様な映像広告を展開することができる。

ただ単に見本を掲示した従来の自動販売機とは異なり、様々な文字・画像情報が付加されてより訴求力の高い自動販売機に変わっているのは確かで、PC画面でショッピングをする時のように思わず次から次へとタッチしてしまう。まだまだ普及の度合いや認知度は低いのかもしれないが、いずれ急速に広まるのは間違いないだろう。ひょっとしたらそのうちに携帯電話をかざしただけで、好みの商品がずらりと勢揃いし各人の嗜好に合わせた商品が展開されるのかもしれない。いわゆる双方向コミュニケーションが出来る自動販売機だが、最終進化形は飲料水の自動販売機ではなく、自販機型のコンビニエンスストアを狙っているのだろうか?

年齢/性別が判別できるデジタルサイネージ自販機がJR品川駅に登場

●タッチパネルでデジタルサイネージな自販機