新しいiPadが発売されたら

  • 2012.03.10
By Black and Blue

第三世代のiPadがついに発表された。iPad2が発売されたときにも、Retinaディスプレイが搭載されるのかもしれないとの噂話はあったのだが、さすがに9.7インチの大画面で2048×1536ピクセルの解像度を実現するのは技術的に難しかったのだろうか、ようやく三世代目で実現してくれたのがとても嬉しい気がする。

iPad2単体でウェブ巡回しているときにはさほど気にならないのだが、iPhone4SのRetinaディスプレイを見た後で、iPad2の画面を見るとどうしても興ざめしてしまう。なので、新型iPadのRetinaディスプレイには相当期待しているのだが、アスキーの記事を引用すると以下のようになる。

●第3世代のiPadが美しすぎて生きるのがつらい

驚かされるのがやっぱりRetinaディスプレイの美しさ。美しい、というか死ぬほど見やすい。特にWebサイト。Safariでニュース記事を開いたとき、拡大しなくても文字がにじまないのに感動した。手持ちのiPad(初代)で同じページを開いてみると、その差に思わず笑ってしまう。写真・動画・地図・ゲームと開いていくと、色味がかなり鮮やかというかメリハリある元気な色に見えた。

ゲームもこの通り。ビルの描画がすごいことに。美しさではPlayStation 3をしのぐらしい。

意外にも驚かされたのがGoogleマップ。衛星写真がすみずみまでくっきり見える。

こんな感想を目にすると、一刻も早く手にして確認してみたいものだが、アップル公式サイトの動画を見ていたら、一番気になったのはiPadの使い方だ。個人的には自ら作業をするときにはデスクトップやノートPCを使い、ウェブサイト巡回など受け身の姿勢で良いときにはiPadと使い分けをしているのだが、iLifeやiWorkの使い方を全面に押し出した広告を見ていると、徐々にその使い方が変わってくるのかもしれないと思うようになった。

iPadを操作している時間が長くなるにつれて、テレビや雑誌の閲覧時間が少なくなってきたような気がするが、従来PCで行っていた作業をiPadで代替するようになると、主役の座はPCから完全のタブレット型PCに移ることになるのだろう。その意味でWindows8がメトロインターフェイスを採用したのは自然な流れなのだろうが、登場時期が2012年末と少々遅い気がする。

今のところ、主たる業務は全てPC操作、携帯電話は外出時の補助端末、そして自宅内の娯楽はiPadと使い分けをしているが、2年先は一体どのような変化が訪れているのか、見通すことはかなり難しい。今まで慣れ親しんできたWindowsやMacintosh OSがその原形をとどめるのは難しいのは少々残念な気がするが、仕方がないのだろう。

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