東京スカイツリーの周囲の環境が整ってきた

  • 2012.03.22
By Black and Blue



休日を利用して開業間近の東京スカイツリー周辺を散策してきた。ご覧の通り、まだ中には立ち入ることが出来ないものの、遠目に見ても建物名称表示や誘導表示板などが確認できるところまで来ており、いよいよ最終段階に突入したことを窺わせる。新築建物の場合、サインや看板は一番最後に取り付ける。早めに設置しても他業者の作業の邪魔になるだけだし、かえって傷つけられる可能性もあるからだ。

我々工事関係者の間では、工事中の施設内の階段表示は全て紙張りとなる。内装工事が仕上がっていない段階で、本設の階数表示を設置するわけにもいかないし、かといって階数表示がないと作業に支障を来してしまう。そこで全階段は紙張りの階数表示となるのだが、この紙張りから本設の階数表示に切り替わるときが、多くの関係者にとって最終段階に突入したという合図になるようだ。『これを見ると、いよいよ完成。終わりなんだな』とはよく言われることだが、おそらくスカイツリー内部にも階数表示はすでに設置されているのだろう。

なお過去に掲載したスカイツリーの情報はこちらから。


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