丸の内歴史往来図~時空遊覧

  • 2011.02.08
By Black and Blue



地下鉄丸の内線の東京駅の改札を出た目の前の空間は、丸ビル及び新丸ビルに直結するだけあって、ご覧の通りとても上質な光をもたらす開放的な場所だ。角柱の四隅に照明器具を配置しているのだが、通り過ぎるたびに他所の地下空間では味わうことの出来ぬ明るさが提供されているためにじっと見てしまうのだ。その地下空間の端部に丸の内名所再見と称して『丸の内歴史往来図~時空遊覧』が掲載されているのを知ったのは最近のこと。

江戸城と武家屋敷を背景に、一丁倫敦(ろんどん)等の明治時代の言葉をちりばめながら、現代の催しを時空を超えて描き出す絵巻となっており、過去・現在、そして未来へと突き進む丸の内界隈を現しているかのようだ。想像力無しでは描ききれない作品だけに思わず見入ってしまった。

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