2009年11月23日に『MacBookのトラックパッド』という日記を投稿したが、それ以来Macintoshを操作するときにはマウスを使用するのをやめてトラックパッドだけにしている。IllustratorやPhotoshopなどの複雑なアプリ操作をするときにはやはりトラックパッドよりもマウスの方が便利だが、それ以外のアプリケーションの場合にはトラックパッドだけでも充分にこなすことが出来るようになった。特に重宝するのがブラウザ閲覧時。上下のスクロール、あるいは指定箇所のクリックなどマウスよりも便利と感ずる場面が多々あり、将来的にはマウスが無くてもAdobe系のアプリケーションを操作するのでなければいらないんじゃないのと思うこともしばしばだ。



とはいえアプリケーション側でトラックパッドに対応してくれなければ全く意味が無いので、ごくごく一般的なアプリケーションまでがすべてトラックパッドに対応するまでにはもう少々時間がかかるのだろう。ただ今までマウスとキーボードだけで操作してきた人がキーボードとトラックパッドに切り替えても慣れるまでに時間がかかるのも事実で、デスクトップマシンでキーボード、トラックパッド、マウスの三種の機器を使い分けるのはなかなか難しいような気がする。

と思っていたら、今度のMacintosh OS X Lionはそのトラックパッド操作を全面に押し出したOSとして登場しているようだ。発売直後にインストールするのはすんなり行けば何ら問題が無いが、一つ問題が発生すると連鎖反応的に不具合が発生する場合があるためにしばらく様子見。ネットで情報を集めてからインストールするのも悪くないと思っていたら、標準品のワイヤレスキーボードと組み合わせて使うかのようマジックトラックパッドがデスクトップ用に販売されているのを知った。価格見ると6800円。感覚的には2000円～3000円ぐらいと思っていただけに少々高い。出来ればデスクトップマシンに標準で付けてくれればいいのにと思ったのだが、ワイヤレスキーボード&マウス、マジックトラックパッドの三種ではさすがにユーザも混乱すると判断したのかもしれない。

さてどこかにLionのインストール方法を詳細に解説しているサイトはないかなと思って探していたら見つけたのがこれ。

●Lion、安全にインストールしてトラブルは事前に回避

なおすでにSnow LeopardとLionのデュアルブートを構築している人も居るようで、問題はWindowsとのトリプルブート。調べているとWindowsがインストール出来るのはハードディスクの先頭から四番目以内の領域でかつ最後の四番目の領域にインストールすることが必須であることが判明した。喧噪が一段落しそうな夏休み頃に実験してみようと思っている。

●Boot Camp の Windows が起動しなくなりました

●AdobeがLionで確認済みの問題公表 各社OS X Lion対応状況 第4報 - 7月22日

●Mac OS X 10.7 Lion で確認されている問題(アドビ公式)