グーグルPicasaが保存容量無制限に

  • 2011.06.04
By Black and Blue

2010年04月04日に掲載した『Google保存容量の追加購入』で確か20GBに増量したのだが、その後も調子に乗って写真や動画、さらにはpdfなどをどんどんアップしていたら、いつの間にやら10GB近くに届こうとしていた。このままいけば早晩20GBに到達するのは間違いないから、写真や動画のアップを控えようとしていたところ、いささか旧聞に属するが、Picasaウェブアルバムが使い方によっては保存容量無制限になると聞き、慌てて調べだした。

●無料の保存容量の制限

Picasaウェブ アルバムでは、写真と動画にのみ1GBの保存容量を無料でご利用いただけます。800x800ピクセル以下の写真や15分以内の動画は、この制限には含まれません。つまり、このサイズを下回る写真や動画なら、制限なく無料でアップロード、保存できます。これは、Picasaウェブアルバムに写真や動画を保存するすべてのGoogleサービス(Blogger、バズ、Googleプロフィールを含む)でのアップロードに適用されます。

保存容量の上限に達した場合も、アップロードを停止する必要はありません。この場合は、無料の保存容量の上限である800ピクセルに合わせて、新しくアップロードする写真のサイズが自動的に変更されます。これでもウェブ上で写真を共有するには十分なサイズですが、アーカイブ用や印刷用に、画像をより大きなサイズで高画質でアップロードしたい場合は、いつでも追加の保存容量を購入できます。保存容量オプションの詳細については、こちらをご覧ください。

この記事によると写真1枚あたりのファイル容量で制限を掛けるのではなく、サイズで制限を掛けるらしいが、800×800ピクセルは当ブログで毎日掲載しているサイン・看板の写真集と同じサイズ。そして動画は15分以内は制限に含まないというからかなりの大盤振る舞いのサービスのような気がする。写真・動画共に仲間内で情報を共有するのに重宝しており、特にPicasaは縮小画像の再生スピードが速く、他のネット写真サービスよりも遥かに使い勝手がいいのだ。外出時にはドコモ携帯電話のPicasaモバイルで写真集を見ることがたまにあるが、携帯電話の通信速度なのにかなり早く再生される。もしこれで容量無制限になれば申し分ないなと思っていたところなので、このサービスは非常にありがたい。

高解像度デジタル写真→画像処理ソフトで一括変更→Picasaでネットにアップすれば、いくらでもアップ出来るので、これからは写真管理もPCとネットで平行処理すれば膨大な写真をいつでもどこでも見ることが出来るわけだ。話しは変わるが、たまたま書店で立ち読みした雑誌にグーグルPicasaの使い方が記載されていたが、control+shift+Yの隠しコマンドでテディベアが一匹現れるとのこと。試しにやってみると確かにテディベアが出現する。そう言えばGoogle Chromeでも隠しコマンドがあるらしく、ショートカットキーを間違えると見たことのない画面が何度か現れたことがあるが、こういう愛嬌のある隠しコマンドはMacintosh OS 7,8,9の時代に非常に多かった。最近影を潜めていると思ったら、Googleのアプリケーションにはたまに見られるのが嬉しい。