銀座ダイアナのリニューアル

  • 2011.02.23
By Black and Blue

2008年11月25日に掲載した『銀座ダイアナのウィンドウグラフィック』


2年前に掲載した銀座ダイアナのウィンドウグラフィックは今見直しても立体感をとても巧みに演出した素晴らしいデザインだと思うが、先日中央通りを歩いているときに改装工事中なのに気がついた。

最初見た時に入口真上の文字はステンレス鏡面の箱文字だと思った。そして側面も鏡面仕上げだと(2枚目写真参照)。正面も側面も鏡面で仕上げるとはなかなかの労作であまり見られるものではない。これは完成後が楽しみだと思って拡大写真(3枚目写真)を見て驚いた。ステンレス鏡面と思われた表面の仕上げは、金属素材の鏡面ではなくどうやら特殊フィルムを貼ってある模様。つまり遠目にはステンレス鏡面の仕上げに見えるが、実際には透過フィルムで、おそらく正面から発光するのだろう。

そこまで注意深く見ておらず、ただ単にステンレス鏡面の箱文字が設置されて、そして左端には照明入りの袖看板が付くのだろう、ぐらいにしか観察していなかったので、もう一度よく見る必要があるが、それにしても私の見間違いでなければ非常に珍しい施工方法だ。そういえば2007年11月19日『六本木ヒルズ・見る角度で色が異なるサイン』で同様のフィルムを紹介したのを思い出した。



Googleマップで見たい方はこちらをクリック