2枚目の写真だけを見ると深山幽谷の地に佇む尖塔が異国情緒を醸し出し、虚心坦懐、明鏡止水の心境になってくるが、実はダム湖百選にも選ばれている狭山湖のほとりから撮影した写真で、くだんの塔は東京都水道局が管理する施設らしい。

さてその狭山湖休憩所付近に設置されていた『ダム湖百選』の鋳物銘板が素晴らしかった。2008年03月14日『サインベストテン-表札』でも紹介した『隅田川に架かる"清洲橋"-その2』と同様に鋳物銘板と呼ばれる製品だが、よくまあ、これだけの小さい文字を作ったものだと今更ながらに驚いてしまう。『財団法人』は文字天地で10ミリを切っているような気がするが、これぞまさに職人芸、行雲流水のごとしと言うべきか。


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