Windows7のインストールとMicrosoft Office2010

  • 2011.06.19
By Black and Blue

前週に引き続きWindowsVistaとWindows7のインストール作業を行っているが、デュアルブート環境を構築するのは手順は単純でも作業的にかなり時間がかかっている。備忘録として掲載する。

インストール時間 WindowsVista 30分程度(CD-ROM)
インストール時間 Windows7 30分弱(DVD)

ハードディスク内にリカバリー領域があるので、本来ならば初期搭載OSであるVistaの場合はリカバリー領域からOS復旧出来るはずなのだが、リカバリー領域が不調で起動しない。よってCD-ROMインストールとなるわけだが、8枚もCD-ROMがあるととっかえひっかえ挿入しなくてはならないために非常に時間がかかる。その手間暇を抜きにすればVistaも7もインストール時間そのものはさほど変わらないのだが、問題はWindows Update。WindowsVistaは初期購入OSなので、Service Pack2インストール完了までに予想外の時間がかかるのだ。

Windows Update時間 Windows Vista 5時間近く
Windows Update時間 Windows7 1時間弱

Vistaの場合は最初にアップデートを行うと、アップデート対象項目が200個ずらりと並んだのには少々驚いてしまったが、そこからが先が長かった。アップデートが完了したかにように見えると、また次にアップデート項目が現れ、終わったかのように思ってもまだ終わらない、いわゆる無限ループ状態に陥ってしまい、一体どれぐらいの時間がかかるのか全く予想がつかず少々諦観状態。今から4年前に購入したPCなのでアップデート対象項目が多岐にわたるのは仕方のないことだとは言いながらも、さすがに5時間近くもかかるとは思わなかった。

一番いいのはデュアルブート構築を諦めてWindows7だけをインストールする方法もあるのだが、やはり業務で使用しているPCだけに万が一のことを考えるとデュアルブートは非常に便利。片方が機能不全に陥ってももう一つのOSが起動すれば日常業務に支障を来すことはないからだ。以前にも書いたことがあるが、Windows
VistaとWindows7とでは動作速度の差異は殆どなく、正直なところ感覚的にコンマ何秒かの差でWindows7がサクッと動くような気がしないでもないが、いずれにしても4年前に購入したPCとは言いながらも両OSともにさくさくと快適に動く。

ちなみに両OSともに同じソフトをインストールし、環境はほぼ同じにしている。つまりデータ専用ドライブとしてDドライブ固定で、どちらのOSを起動してデータドライブであるDドライブに書類を保管するようにしているのだ。環境を構築し直したところで、ソフトも最新版に入れ替えることにしたが、残念だったのはPDF編集ソフト。昨日の日記でも書いたが、結局は今まで通りいきなりPDF
EDIT 7をインストールすることにした。安価でAcrobatと同等の機能を持つPDF編集管理ソフトを探してみたのだが、どれも一長一短で決められず。また次回に持ち越しすることにした。

そしてMicrosoft Offiec2010を初めてインストールした。Outlook2010とExcel2010がメインでWord2010は使うことはまずないが、顧客からの書類がWordで届くのでやっぱり1本は持っておかないといけないソフト。一番心配したのはOutlook2010のリボンインターフェイス。何度でも書くが、リボンインターフェイスは視覚的に即座に理解しやすいインターフェイスとはほど遠い、開発者の見識を疑う出来の悪いインターフェイスだと思っている。特に昨今の横長大画面PCで、左端から画面右端まで様々なアイコンが波打つかのように配置されたインターフェイスは見にくく、分かりにくい。マウスを全く使用せずキーボードだけで全ての処理を行う私の操作方法が異質なのは理解しているが、アイコンが一切なかったとしても何の不都合も感じない人間だっているのだ。

とはいえ少し操作したばかりではOutlook2010もExcel2010も殆ど全ての操作をキーボードで行えるので安心した。もしマウス操作が大幅に増えれば考えものだと思っていただけにこの点だけは評価したい。

●2010年02月27日 Windows7の使用感-その2

●2007年11月23日 MSオフィス2007のリボンインターフェイス変更