Macintoshのウイルス対策とハードドライブ交換プログラム
- 2011.09.25
新しく購入したiMacにLionをインストールしたのはいいのだが、殆ど使用していない。Snow Leopardとのデュアルブートなので、特にLionで作業する必要性が無いのも理由の一つだが、それよりも問題はノートン・インターネット・セキュリティのMacintosh版がLionに対応していないことにある。Lionの発売日は2011年07月19日だから、すでに二か月以上経過しており、いくらMacintoshユーザといえどもウイルスとは無縁の世界ではないはず。ウイルス対策ソフトは必ず入れるべきだと雑誌やwebサイトで宣伝されているにも関わらず、こればかりは少々納得がいかない。
日常業務は殆どWindowsでこなしており、Macintoshに触れる機会はさほど無いために確かにウイルス感染率は低い。2001年に登場したMacintosh OS Xになってからは一度もウイルスに遭遇していないためにWindowsと比較すると安心率は高いものの、とは言いながらも新OS発売から二か月以上経過しても未だに対応しないというのはかなり手抜きのような気がしないでもないのだ。
●Mac OS対応 ウイルス対策ソフト・セキュリティソフト
久方ぶりにMacintosh用のウイルス対策ソフトを調べようと思って、ネット巡回してみたら上記のサイトが目に付いた。以前は有料無料とを問わず、Macintoshのウイルス対策ソフトはほんの数えるぐらいしか無かったことを考えると、隔世の感がある。iPhoneの大躍進に伴うMacintosh PCの販売台数が増えているからなのかもしれないが、それにしても増えたものだ。
さて、たまたま読んでいたMacPeople 2011年10月号の40Pに『iMacのハードディスクに不具合/新型ユーザーはシリアル番号をチェック』という記事が掲載されていた。
●iMac 1TB Seagateハードドライブ交換プログラム
2011年5月から2011年7月の間に販売された21.5インチおよび27インチiMacシステムのSeagate製1TBハードドライブのごく一部が、一定の条件下で故障することが判明いたしました。AppleまたはApple正規サービスプロバイダ(AASP)では、対象となるハードドライブの無料交換に応じております。
Appleは、対象となるiMacをお使いで、製品のご登録手続きで有効なメールアドレスをご提供いただいたお客様に、このプログラムについてご連絡いたしております。まだ連絡を受けておらず、1TBSeagateハードドライブをお使いであると思われる場合は、下のボックスにシリアル番号を入力し、このプログラムの対象となるかどうかをご確認ください。
アップルのメールサービスは、iTools→.Mac→MobileMeと変遷しているが、iTools時代から首尾一貫して同じメールアドレスを使用しており、製品登録も常にこのアドレスで行っている。もちろんiTunesやAppStoreも利用しているので、アップルに登録されていないわけはないのだが、このプログラムについて知らしめるメールは届かなかった。
万が一ハードドライブ交換プログラムに該当したら面倒くさいことになりそうだと思いながらも、確認しないわけにはいかない。祈る気持ちでiMacシリアル番号を入力すると、『本プログラム対象外』のメッセージが表示された。これで一安心だが、ネットで調べるとメールが届いている人も居るらしい。対象外の人は選別してあらかじめメールを送らないようにしているのかどうかまでは分からなかった。