シカゴ・ミレニアムパークのクラウドゲート

  • 2011.03.14
By Black and Blue



だいぶ以前に偶然ネットで見つけたクラウド・ゲート(Cloud Gate)。前々から是非とも特集を組みたいものだと思っていたが、ようやくその写真を集めることが出来た。詳細はWikipedia(ウィキペディア)に記載されているので関心ある方はお読みいただきたいが、常識では考えられない仕上がりに、よくまあこれだけの物を作ったものだとただただ驚くしかない。鏡面加工の製品を作ったことがある方ならお分かりだろうが、平坦な鏡面仕上げならともかく、球体や円形、あるいは丸みを帯びた製品の鏡面仕上げはとても難しいのだ。

宝石は球体でもきらきら光っているという意見もあろうが、指や手で掴めるような大きさならばともかく、人間一人でも持つのがやっとという大きさになってくると途端に鏡面仕上げの加工は難しくなってくる。従ってあらゆる角度から見ても反射率を均一に見せるためには特殊技術が必要で、故に鏡面加工は難しいと言われる由縁になる。実際にWikipeiaを読んでも『最大の問題は、外郭を一つの継ぎ目の無い面に仕上げなければならないことであり、建築家ノーマン・フォスターはこの点につきほぼ不可能と考えていた』と書かれているぐらいだ。なお過去記事はこちらから。

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