GoogleドキュメントとEvernoteでの書類管理

  • 2011.07.02
By Black and Blue

ITmediaを読んでいたら、クラウド流ドキュメント管理のすすめという記事が目についた。読んでいると私とまったく同じことをやっている人が居て、数年前から全ての書類をpdfに変換してネットにアップしているという。私も2008年後半から全ての書類・冊子・紙切れをスキャニングしてpdfに変換しているが、この方法の便利さに慣れてしまうと、もう以前のように書類を束ねてバインダーよる管理には戻れないものだ。

●“クラウド流ドキュメント管理”のすすめ――キヤノン「imageFORMULA DR-C125」とともに

が、読んでいると唯一異なるのが、ネットサービスの利用方法。私の場合は各種Googleサービスとの親和性を考慮して、Googleドキュメントを利用しているが、記事によるとEvernoteがお勧めだという。もちろんEvernoteも利用しているので、その利便性の高さは充分理解しているつもりだが、気になったのは以下の文章。『一度Evernote上にアップロードしたPDFファイルは自動的にOCRがかけられるため、後から文書内のキーワードで検索することもできる。紙をデジタル化して管理する、という使い方にとってEvernoteはとても相性がいいのだ』

『一度Evernote上にアップロードしたPDFファイルは自動的にOCRがかけられる』とは凄い。自動的にOCRがかかるということは後で検索をするときに格段に利便性が増すからだ。さてGoogleドキュメントには同種の機能があっただろうか?もし無ければこれを機会にGoogleドキュメントとEvernoteを併用するのもいいかもしれない。ふとそんな考えが浮かんだので早速調べてみた。

●Google DocsをOCRとして利用する方法

●PDFファイルやテキスト付きの画像ファイルを Google ドキュメントに変換してアップロードする



この記事を読むと当初は日本語未対応だったようだが、改良を重ねて現在では、日本語対応でpdfファイルを自動的にテキストデータに変換してくれるらしい。それもオプションにチェックマークを入れておけば変換といたって簡単であるとのこと。今まで使ったことのない機能だけにこれから試験的に運用してみるが、その精度がどれぐらか見ものだ。が、グループで情報を管理するという側面から判断すると、Gmailを母艦に地図・写真・カレンダー・ドキュメントが一体化しているGoogleサービスの方に分があるような気がしないでもないが、いずれにしても試してみてから再度投稿することにしたい。