虹のミルフィーユ・巣鴨信用金庫の志村支店
- 2011.05.16
最初写真を見たときには表参道のアパレルショップと間違えんばかりのカラフルな外観から、まさかこれが銀行の支店だとは思わなかったが、3月にオープンしたばかりの巣鴨信用金庫志村支店がお洒落すぎる銀行としてネットでも話題になっている。
テーマは虹のミルフィーユ。ちなみにミルフィーユとは何層にも折り重なるパイ生地の意らしいが、この外観を見ればそれも納得。以下のサイトに詳しいが、従来の銀行にありがちなイメージとは全くかけ離れたデザインには思わず見入ってしまった。13枚目の写真、巣鴨信用金庫志村支店の文字は我々の感覚からすれば付ける場所はここではないのだが、設置場所に関しても独創性が充分に感じられる。
●巣鴨信用金庫 志村支店がオープン、デザイン話題に
3月18日にオープンした、女性設計士であるエマニュエル・ムホー(emmanuelle moureaux architecture + design)による「巣鴨信用金庫志村支店」が、周囲の人々の目を引いているようだ。コンセプトは「虹のミルフィーユ」としている。場所は三田線志村坂上駅より数分の中山道沿い。巣鴨信用金庫の設計をエマニュエルが担当するのは、これで3店舗目。内装も凝っており、芸術性に溢れた空間が演出されている。「初めて現場を見たとき、交通量の多い中山道、雑多に並ぶ周辺の建物でとても落ち着かないと感じました。そこで虹のようなファサードで人々を迎え、中に入ると宙を舞う綿毛、ぽっかりと楕円に切り抜かれた空を見上げてもらえば、きっとリフレッシュできると考えました。」と同氏は語る。
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