メキシコのソウヤマ美術館-その1
- 2011.05.23
文末に引用した詳細記事にはソウヤマ美術館の写真は掲載されていなかったが、調べてみるとまさにデザインスケッチそのものを具現化しており、見るからに人目を引く極めて特異な外観となっている。ネットを巡回していたら、建設途中の写真がいくつか見つかったが、上部に向かってせり上がっていく構造体だけに、建設はさぞかし大変だっただろう。次週はその完成写真を掲載します。
●世界長者番付1位のスリム氏、メキシコに美術館をオープンへ
[メキシコ市 1日 ロイター]世界長者番付1位のメキシコの大富豪カルロス・スリム氏が1日、自身がメキシコ中心部にオープンする「ソウマヤ美術館」の落成式に出席した。同美術館には、スリム氏のコレクション約6万点が展示される。米テレビ司会者のラリー・キングさんが司会を務めた落成式には、カルデロン大統領をはじめノーベル文学賞受賞者のガブリエル・ガルシア・マルケスさんら約1500人が出席した
。一般公開は3月末開始の予定。同美術館は1999年に亡くなったスリム氏の妻ソウマヤさんの名前が付けられ、展示室は6部屋。ロダンの彫刻やメキシコの画家ディエゴ・リベラらの作品が展示され、中南米で最大規模の美術館になるという。妻の影響で芸術に目覚めたというスリム氏の資産総額は、米誌フォーブスによると535億ドル(約4兆3780億円)で、同誌が発表した2010年版の世界長者番付で1位になった。
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