エジンバラのスコットランド議会-その1
- 2011.06.06
Googleマップで上空から眺めてみても明らかに周囲の建物とは一線を画した特異な形状をしており、外壁は外壁で何かをモチーフとしたパネルを全壁に設置している。最初見たときには鳥の首かもと思ったのだが、正解は蛇篭(じゃかご)らしい。それにしても窓の上部を隠すかのように取り付けられた蛇篭は犬の首にようにも見えて愛嬌すら感じられるが、Wikipediaによると、次のように記載されている。
2004年9月から、スコットランド議会の公式の所在地はエディンバラのホーリールード地区にある、スコットランド議会議事堂に置かれている。スペインのカタルーニャ州出身の建築家、エンリク・ミラレス(Enric Miralles)の設計によるもので、葉っぱの形をした建物、ガラスの天井を持った張り出し部分が隣接する公園へとつながる構造、かつての建物の石で形成された蛇籠の壁などを主な特徴としている。
建物中に何度も現れるモチーフがあり、たとえばヘンリー・レーバーン(Henry Raeburn)の「スケートをする牧師」(The Skating Minister)といったものが用いられている。いらか段(Crow-stepped gable)のついた妻側やボートをひっくり返した形の天窓を備えたガーデンロビーなどがこの独特の建物を仕上げている。エリザベス2世の臨席で、この新しい建物は2004年10月9日に開館した。
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蛇足ながら7枚目の写真で掲示板の左右の支柱の足元に注意書きと思われるプレートが付いているが、日本の公共施設ならばまず支柱のこの場所に取り付けることはあり得ないだけに国情の違いが感じられて面白い。
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