MacBookのハードディスクをSSDに換装する手順-その2

  • 2012.05.04
By Black and Blue

2011年11月06日に投稿した『MacBookのハードディスクをSSDに換装する手順』に従って早速ハードディスクドライブをSSDに換装してみた。手順については諸先輩方々がネット上で写真入り解説をしてくれているので何ら戸惑うこともなくあっさり完了。MacBookの裏蓋を外して中身を見たことは過去数度ぐらいだが、こうも簡単にSSD交換が済むとは思わなかった。既存のハードディスクドライブとSSDの大きさがほぼ同じであることから、物理的な入れ替えに支障がなかったのは分かるが、大きさが異なるときには別途固定用のマウンタを購入しなければならないのだろう。

早速BootCampを利用してWindowsとMacintoshのデュアルブートを構築したが、一番期待していた動作速度に関しては確かにSSD換装の効果は感じられた。ただ劇的に改善といったほどでもなく感覚的にはちょっと遅滞なく動くようになったかなという程度。場合によっては今夏Ivy Bridge搭載の新機種を購入することも考えているので、1年程度このMacBookがSSD換装によって延命出来ればいいのでこれで充分だ。

まだソフトインストールして各種の動作を確認しているわけでもなく、OSインストールの段階なので断定は出来ないが、以前だったらハードディスクアクセス時に止まっているようなときがしばしばあったが、それが殆どなくなったような気がする。いずれにしても1万円以下の費用で確実に動作速度改善が見込めたので、これだったら他のデスクトップマシンのハードディスクドライブもSSDに換装していけばいいのだろう。

ただ気になったのは当初はパーテーションサイズを間違って設定したために、もう一度最初からSSD初期化→Lionインストール→Windows7インストールを行おうとしたのだが、なぜかLionインストールが完了しなかったことだ。SSD初期化しているのにLionインストールの最終処理段階で『Lionをインストールできませんでした。もう一度やりなおしてください』とのメッセージが出て二度ほどやり直した。最後の3回目でようやくインストールが完了したのだが、理由がよく分からないだけに気になる。

SSD初期化後にLionインストールが完了しないということは、ユーザとしては為す術がなく、せいぜい行ったとしてもPRAMクリアぐらいだろう。3回目でうまく行かなかったとしたらPRAMクリアを行うつもりでいたら、あっさりとインストール完了。あまり評判の良くないSSDだけに一抹の不安は感じてしまう。