ソラリア西鉄ホテルのファサードサイン

  • 2011.12.08
By Black and Blue



銀座4丁目にある唯一のホテルがソラリア西鉄ホテルだが、角地に設置されたファサードサインが実にユニークだ。

東西南北四面のうち道路に面しているのは北面と東面の二面のみ。普通に考えれば北面と東面の壁面に袖看板を1台ずつ設置するのが通常のサイン計画だが、外壁面に余計な突き出しものを設置したくなかったのだろう。北東の角地にファサードサインが1台のみ、しかも道路面に対して斜めに設置するという非常に珍しい事例だ。

この斜めに設置されたファサードサインがどのように見えるのかを各方向から撮影してみたが、2枚目の対角から眺めたとき以外は、どの角度からも視認することは出来る。いわゆる一石二鳥、一台で二通りから見ることが出来る、実に合理的なサイン計画だ。角地の建物のサイン計画を考えるときに、こういうやり方があることを知っておくのも悪くはないと思った。


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