iOS6に搭載されるかもしれないアップル謹製の地図アプリ
- 2012.05.12
PC版Googleマップは実に使い勝手がいい。目的地までの所要時間と最短ルートを車・電車・歩行者の三種類に分けて瞬時に表示してくれるし、同時にその移動ルートをハイライトで明示してくれるので、これから行こうとする場所の情報が非常に掴みやすいのだ。なのでiPhone版でも同様の機能を充分に活用しているのだが、以下の記事を読むとAndroid版とiOS版では微妙にさじ加減が異なるらしい。
●アップルは iOS6で自前の「マップ」を導入、Google Mapsを置き換え?
iOS のマップは最近になって場所の送信オプションにシステム標準のTwitterが加わるなど微妙に更新はされているものの、自前の「友だちを探す」機能すらなぜか統合されていないなど、いかにもアップルらしい「お預け」を感じさせるメンテナンス状態が続いていました。目を引く3D表示はもちろん、別の要素でもAndroidユーザーをうらやましがらせる画期的な進化に期待したいものです。マップアプリが目玉になる(らしい)iOS 6 は、6月なかばのWWDC での発表が予測されています。
昨年度iPhone4Sが発売される時にも、このアップル自社製の地図ソフトが搭載されるのではとの噂が流れていたが、Engadgetの記事を読むと、iOS6から搭載される可能性が高いとのこと。そのあまりにも精細な動画を見ているだけでため息が出てしまうが、いきなり全世界同時公開となるのだろうか?ここ日本も3D表示可能地域に加えてもらうと助かるのだが、そのあたりは来月に開催されるWWDCまで詳細は分からないのだろう。
地図好きならば見ているだけで飽きないと思うが、マシンへの負荷やその操作性などは今から気になる所だ。アップルのことなので使い勝手のいいアプリには仕上がっているのだろうが、3D表示となるとやはりそれ相応の動作遅延が気になってしまうところ。消えてはまたいつの間にやら復活するiPad miniの噂話を含めてWWDCが楽しみになってきた。
●Apple iPad miniのうわさをまとめる